2024年4月21日「ちびまる子ちゃん」のまる子の声が菊池こころさんに変わりました。
35周年を迎える「ちびまる子ちゃん」にとって大きな大きな変化といえる声優交代。
実際の評判など、視聴者のガチ感想をまとめてみました。
まる子新声優【菊池こころ】の評判は?(放送後)
フジテレビ系「ちびまる子ちゃん」でまる役を34年間務めてきたTARAKOさんに代わって、
まる子2代目声優・菊池こころさんがまる子役を務めます。
2024年4月21日の放送が初回となり、大きな注目を集めているようです。
34年間もの間、老若男女多くの方の愛された「ちびまる子ちゃん」だけに、主人公の新しい声にどんな評価がされているのか気になりますね。
早速、「まる子の新声優・菊池こころさんについて」視聴者の感想や口コミを集めてみました。
「受け入れられない」批判的な意見
- 違和感しかない
- 気だるさがない
- 無理に似せようとしている
- 声が高い(若い)
- イントネーションが違う
まる子の醍醐味とも言える、気だるさやいい意味での嫌らしさ(親近感)が半減してしまって残念というコメントが多かったように思います。
菊池こころさんの正統派の可愛らしい声には好感はもてるものの、まる子人気の糧ともいえる
良い感じの毒味が感じられないという声が一定数見られました。
あたしゃ…の部分だよね
菊池こころさんがTARAKOさんの気だるい雰囲気を意識しすぎている所も気になるという指摘もありました。
「しっくりきた」好意的な意見
- すんなり溶け込んだ
- TARAKOさんへのリスペクトを感じる
- 声が変わったことに気づかなかった
まる子の声優が変わったことに気づかない方もいるなど、自然と受け入れられたという声もたくさん聞かれました。
コメントをまとめてみると、初代まる子のTARAKOさんの雰囲気を引き継ぎながらも、
菊池こころさんのぽわーっと優しい雰囲気が被さり”優しいまる子”という新カテゴリーが誕生したといえそうです。
優しさもまるちゃんの魅力だもんね。
まる子新声優【菊池こころ】の評判は?(放送前)
『ちびまる子ちゃん』(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
放送前の評判についても調査してまとめてみました。
菊池こころさんの抜擢に祝福の声がほとんど
2024年4月11日に、2代目ちびまる子ちゃんの声が”菊池こころ”さんに抜擢されたことが発表されました。
その時の世間の反応は、かなり好意的だったように思います。
「自信を持ってこの方しかいないという声優にめぐり会えた」と満場一致で菊池に決まったという。
サンスポ
菊池心さんの抜擢は、緊急で開催されたオーディションを経て、スタッフ満場一致で決定したといいます。
そんな祝福ムードの中での批判的なコメントを探ってみると
菊池こころさん抜擢へ不満を持つコメントの多くは、TARAKOさんの声と菊池こころさんの声の違いへの指摘が多いように感じました。
実際のところどうなのか動画で確認してみるよ
まる子新声優【菊池こころ】の出演者作品から分析!「似ていない」
- BORUTO うちはサラダ役
- ワンピース·ワノ国編 トコ役
- はなかっぱ すぎるくん役
- ハートキャッチプリキュア ポプリ役
- 侵略!イカ娘 紗倉清美
これまでの菊池こころさんの役柄から想像するに、まる子の声が以前より高く鳴るのでは?と予想されています。
まる子の声の特徴は?
TARAKOさんが声を当てていた、まる子の声の特徴は
- 脱力感
- 特徴的
- キャラクター性が強い
正直に言うと、いまこうしてTARAKOさんとお話しさせてもらっていても、「まる子の声」に聞こえています……。
文春オンライン
TARAKOさんは地声からまる子そっくりの声であることも有名です。
どっちが喋ってるのかわからない
さらにちびまる子ちゃんの著者”さくらももこさん”の声ともそっくりだといいます。
まさにまる子のために生まれてきてくれた運命の人だったんだ
菊池こころの声の特徴は?
一方、菊池こころさんの声の特徴についてまとめてみました。
- 可愛らしい声
- 落ち着いた印象もある
- 高めの声質
菊池こころさんの声は女性らしくて素敵な声と言えますが、まる子特有の脱力感とは似ても似つかない感じがします。
役柄のせいもあるのかもしれないね(BORUTO うちはサラダ役)
ハートキャッチプリキュア ポプリ役で比較していきましょう。
- 可愛らしいハイトーンボイス
- ぼわっとしたキャラクター性
こちらの声を聴いてみると、まる子がハイテンションな時に出す、小学生らしい力の抜けた声と少しリンクする感じがありますね。
しかし、TARAKOさんの声と菊池こころさんの声が似ているかというと
という結論に達します。
TARAKOさんの声を継ぐという選考ではないらしい
過去有名アニメの声優交代時の反応
これまでにも国民的な有名アニメの声優さんが交代する事態はいくつか例があります。
- ドラえもん(大山のぶ代→水田わさび)
- 磯野波平(永井一郎→茶風林)
- クレヨンしんちゃん(矢島晶子小林由美子)
- ルパン三世(山田康雄→栗田貫一)
- ブルマ(鶴ひろみ→久野綾)
- さくら友蔵(富山敬→青野武→島田敏)
- さくらさきこ(水谷優子→豊崎真千子)
まるちゃんの良きパートナー「友蔵」はすでに3代目の声優さんが務めています。
まるちゃんの姉役「さくらさきこ」の声優さんも2016年に2代目の声優さんに交代していたのですね。
ご長寿アニメだから宿命なのかもね
誰もが知る国民的アニメの主人公の声が変わることは、世間に大きな反響をもたらします。
- 再放送を続けるべきだ
- 最終回にするべきだった
と声の変化に戸惑い、順応できないというコメントも多くみられます。
上記に声優交代の過去をたどっても。時間ともに馴染むという流れがあるようで、
いくら仕方のないこととはいえ、交代当初に不満や不平が出るのは”キャラクターが大切にされてきた証”として
受け止める他ないようです。
まとめ
2024年4月21日から、ちびまる子ちゃんの主人公”まる子”の声が変わりました。
国民的に定番化して愛されたまる子=TARAKOの声が変わることで、不満などの批判的な意見が一定数あがることは仕方のないことかもしれません。
特にTARAKOさんと菊池こころさんは声が似ていないことから、馴染むのに少し時間がかかるかもしれませんね。
しかし、実際の放送後の評判をみてみると、総じてと「良かった」という感想がかなり多く、違いは感じながらも、自然と受け入れる流れがすでに始まっているように感じました。
新しいまるこちゃんとも仲良く歩んでいきたいですね。